出雲大社の素鵞社でいただいた御砂を、どこへ返納すればよいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
出雲大社には古い御神札やお守りを納める場所があり、遠方の場合は郵送での返納も受け付けています。ただし、御砂の返納方法については公式サイトに明確な案内がないため、お守りと同じように返納できるとは限りません。
また、素鵞社や稲佐の浜へ御砂を戻せばよいと思うかもしれませんが、自己判断で置いたり撒いたりするのは避けた方が安心です。
この記事では、出雲大社の御砂を返納する場所や、郵送で返せるのかについて紹介します。返納前に確認したいこともまとめているので、御砂を失礼のない形でお返ししたい人は参考にしてください。
出雲大社の御砂は返納できる?
出雲大社では御砂の返納については公式サイトに明記されていません。古くなった御神札やお守りを境内の納め所へ返納できます。
そのため、御砂を出雲大社へ返したい場合は、境内へ持参する前に確認しておくと安心です。
御砂の返納について公式サイトに明確な案内はない
出雲大社の公式サイトでは、素鵞社の御砂をお守りとして持ち帰ることや、屋敷の土地・田畑に撒いて清める信仰について紹介されています。
一方、古くなった御砂の返納場所や返し方については、明確に案内されていません。そのため、御砂を境内の納め所へ入れたり、素鵞社の床縁下へ戻したりしてよいとは断定できません。
返納を希望する場合は、御砂を持参する前に出雲大社へ問い合わせ、案内された方法に従いましょう。
古いお守りは境内の納め所へ返納できる
出雲大社の公式サイトによると、古くなった御神札やお守りは、境内に設置されている納め所へ返納できます。納められた御神札やお守りは、焼納祭を奉仕したうえでお焚き上げされます。
ただし、御砂は紙や布で作られた一般的なお守りとは性質が異なります。古いお守りを受け付けているからといって、御砂もそのまま納め所へ入れてよいとは限りません。
出雲大社を参拝して返納する場合も、先に社務所などで御砂の返納先を確認してから納めるようにしましょう。
出雲大社の御砂を返納する場所
出雲大社へ御砂を返納する場合は、境内の納め所や素鵞社へ自己判断で置かず、係の方に返納先を確認しましょう。
御砂をどこへ返納するのかについて、出雲大社公式サイトには明確な案内がありません。参拝当日に困らないよう、事前に問い合わせておくと安心です。
境内の納め所へ入れる前に確認する
出雲大社の境内には、古くなった御神札やお守りを返納する納め所がありますが、御砂を袋や小瓶に入れたまま納め所へ置くのは避けましょう。
御砂を持参した場合は、先に係の方へ返納できるかを尋ね、指定された場所や方法に従ってください。お守り袋や小瓶も一緒に返納したい場合は、それぞれ受け付けてもらえるか確認しておくと安心です。
御砂をいただいた素鵞社へ勝手に戻さない
「素鵞社でいただいた御砂だから、同じ場所へ戻せばよいのでは」と思う人もいるかもしれません。
しかし、素鵞社の床縁下に砂を納めるのは、稲佐の浜でいただいた砂と御砂を交換する際の手順です。以前持ち帰った御砂を返納する方法として案内されているわけではありません。
参拝者が自己判断で御砂を戻すと、通常のお砂交換と区別できなくなる可能性もあります。御砂を素鵞社へ直接置かず、出雲大社の案内を確認しましょう。
稲佐の浜へ撒いて返納しない
出雲大社の御砂を稲佐の浜へ撒いて返す方法も、公式サイトでは案内されていません。
稲佐の浜は、出雲大社で御砂をいただく前に砂を採る場所です。素鵞社から持ち帰った御砂を返す場所ではないため、「元の場所へ返す」という感覚で撒かないようにしましょう。
御砂を返納できない場合は、出雲大社へ確認するか、自宅の敷地や田畑に撒くなど、公式サイトで紹介されている使い方を検討してください。
御砂を直接お返ししたい方は、出雲大社へ参拝する機会に確認するのもひとつです。遠方から訪れる場合は、出雲大社周辺に宿泊すると時間にも余裕を持って参拝できますよ。
\出雲大社周辺に泊まってゆっくり参拝/
出雲大社の御砂は郵送で返納できる?

出雲大社の御砂の郵送での返納については、公式サイトに明記されていません。遠方などの理由で参拝して返納できない場合の、古い御神札やお守りを郵送で受け付けています。
古い御神札やお守りは郵送で返納できる
出雲大社の公式サイトでは、参拝して返納することが難しい場合、古い御神札やお守りを郵送してもよいと案内されています。
ただし、この案内は古い御神札やお守りを対象としたものです。素鵞社の御砂についても同じように郵送できるとは限りません。
出雲大社公式サイト「古い御神札・御守はどこにお返ししたらいいですか?」
御砂を郵送する前に出雲大社へ問い合わせる
出雲大社の御砂の郵送返納を希望する場合は、発送する前に出雲大社へ問い合わせましょう。問い合わせる際は、次の点を確認しておくと安心です。
- 素鵞社でいただいた御砂を郵送で返納できるか
- 御砂の送付先
- 袋や小瓶から出して送るのか
- 梱包方法に決まりがあるか
- お守り袋も一緒に返納できるか
御砂を受け付けていない場合も考えられるため、先に送ってから判断をお願いするのではなく、回答を受けてから準備してください。
返納できる場合は指定された方法で送る
出雲大社から郵送で返納できると案内された場合は、指定された送付先や梱包方法に従います。
御砂は配送中に袋からこぼれる可能性があるため、密閉できる袋へ入れ、必要に応じて二重にするなど、外へ漏れないように包みましょう。ただし、具体的な梱包方法を案内された場合は、そちらを優先してください。
封筒や荷物には、出雲大社から指定された宛名を記載します。御砂と一緒にお守り袋や小瓶を送りたい場合も、受け付けてもらえることを確認してから同封しましょう。
出雲大社の御砂を返納できない場合
出雲大社へ確認した結果、御砂を返納できない場合や、遠方で持参するのが難しい場合でも、急いで手放す必要はありません。清潔な袋や小瓶に入れ、大切に保管を続けることもできます。
出雲大社の公式サイトでは、素鵞社でいただいた御砂を屋敷の土地や田畑に撒いて清め、神様のご加護をいただく信仰が紹介されています。自宅の庭や所有する土地がある場合は、感謝を込めて撒く方法を検討してみましょう。
ただし、公園や集合住宅の共用部分、他人が所有する土地などへ勝手に撒くのは避けてください。稲佐の浜や川、海へ自己判断で戻す方法も公式には案内されていません。
庭がない場合や手放し方に迷う場合は、関連記事の「出雲大社の御砂の処分方法は?失礼にならない捨て方や注意点を解説!」で詳しく紹介しています。
出雲大社の御砂を返納する前に確認しよう
出雲大社では古い御神札やお守りを境内の納め所や郵送で返納できますが、御砂の返納方法については公式サイトに明記されていません。
そのため、御砂を納め所や素鵞社へ自己判断で置いたり、確認せずに郵送したりせず、返納できるか事前に問い合わせましょう。稲佐の浜へ撒いて戻す方法も公式には案内されていません。
返納が難しい場合は、大切に保管を続けるほか、自宅の敷地や田畑に撒く方法もあります。これまで見守っていただいたことへの感謝を忘れず、自分に合った方法で御砂を大切に扱いましょう。
せっかく出雲まで足を運ぶなら、返納だけで慌ただしく帰るのではなく、ゆっくり参拝する時間をとるのもいいですね。
出雲大社周辺に泊まって自分のペースで巡る旅のほか、東京方面からなら寝台特急「サンライズ出雲」を利用する旅もあります。
\出雲大社周辺に泊まってゆっくり参拝/
\寝台特急で出雲へ行ってみたい方はこちら/


コメント